魚介レシピ

50℃ 半生帆立のケッパーソース:鉄分不足に◎

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BONIQ設定
材料
一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
レシピ動画

冷凍ほたてでも、ふっくらしっとり!
ほたてに絡むバターの香りに、ケッパーとレモンの酸味がアクセント。

BONIQ設定

50℃
0:30(30分)

材料


☆2人分☆
・ほたて(生食用)  6〜8個(約120g)
・エクストラバージンオリーブオイル  120g
※冷凍解凍ほたてを使用する場合は、同量のオイルを。生ほたてを使う場合は、エクストラバージンオイル無しでも可。詳細は下記《作る際のポイント》に。

・塩 1g(約2つまみ)

<ケッパーとレモンのバターソース>
・無塩バター  10g
※ほたてのソテーに使ってそのままソースにする。
・ケッパー(粗みじん)  小さじ1(6g)
・レモン汁  大さじ1
・ディル(粗みじん)  1本分

・こしょう  適量

当レシピの栄養素

栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量
低糖質レベル (一食:糖質5g以下)
カロリー  148 kcal -
糖質  1.2 g -
タンパク質  10.8 g  体重 x 1.2g ~ 1.5 g
脂質  9.6 g -
食物繊維  0.1 g 20 g 以上
カリウム  262 mg  3500 mg 以上
カルシウム 8 mg 650 mg 以上
マグネシウム  29 mg 350 mg 以上
鉄分  1.3 mg 7.5 mg 以上
亜鉛  1.6 mg  10 mg 以上

《手順》

BONIQをセット

食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
50℃ 0:30(30分)に設定する。

フリーザーバッグに投入

ほたては側面についてる固い部分を取る。
フリーザーバッグにほたてとエクストラバージンオリーブオイルを入れる。

BONIQに投入

BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)

フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0

ほたてをソテーする

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、ほたての両面に塩をふる。
フライパンに無塩バターを熱し(中強火)、バターの泡が小さくなる頃にほたてを入れ、両面をさっとソテーして(片面10秒ずつ)皿に盛り付ける。

ケッパーとレモンのバターソースを作る

無塩バターとほたてのエキスが残った④のフライパンに、レモン汁、ケッパー、ディルを入れてすぐに火を止める。
フライパンをゆすって混ぜたらソースは完成。

仕上げ

ほたての上からソースをかけ、こしょうのフレッシュな香りをプラスしたら出来上がり。


《作る際のポイント》
本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。必ず「低温調理のルール ~6つのポイント~」をお守りいただき、すぐにお召し上がりください。
(生食=「低温調理 加熱時間基準表(魚)」を満たしていない、低温で加熱調理したもの。)

前回行った「フリーザーバッグに油は必要か? ~ほたて編~」の比較実験の結果、冷凍ほたてを使う場合、ほたてと同量の油をフリーザーバッグに入れると変形が抑えられ、ふっくらしっとり仕上がることが判明しました。
生のほたての場合は、調理後の変形はごくわずか。上からソースをかければほとんどわからず、しっとり感も十分なので、一緒に油を入れなくても良いと思います。

また、高価なエクストラバージンオリーブオイルでなくても、香りの少ない菜種油などでも代用できます。
しかし、バッグに残った油にはほたてのドリップが入っているので炒め物などには使いづらく、菜種油を使用した場合はドレッシングなどに使用するのが良いかと思います。EXオリーブオイルを使用した場合は、そのままパンにつけたり、サラダにかけたり、アヒージョにしたり、ほたてのエキスも美味しく味わえ、様々な使い方ができます。

冷凍ほたてを解凍する場合は、冷蔵庫のチルド室などでゆっくり行うとドリップの流出が抑えられます。

BONIQ後、ほたてをソテーして同じフライパンでソースが完成。一気に仕上げてください。

ほたてのソテーは片面10秒ずつで、焼き色と香ばしさが出る火加減で手早く行ってください。長時間焼くと火が入り過ぎて低温調理した意味がなくなるので!ご注意ください。

《作った感想》
BONIQ後のホタテをフライパンでソテーすると、火が入り過ぎてしまうのではないかと心配でしたが、手早く行うことで理想的な火の入れ具合に仕上げることができました。断面が美しい!
冷凍ホタテを使っても、BONIQならばお料理を格上げできます。
ソーヴィニヨン・ブランの白ワインなどと共にいただくと、さらに美味しい幸せ度アップ間違いなし!

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

ホタテには100㎎あたり2.2㎎の鉄分が含まれています。

鉄分は世界三大欠乏微量栄養素の一つと言われており、鉄分の他の二つはビタミンAとヨウ素です。日本人の食生活ではビタミンAとヨウ素の欠乏はあまり特別視しなくても大丈夫なのですが、鉄分は問題です。
特に、月経中の女性の鉄分の必要量はそうでないときの3割増加します。鉄分を不足しないためには、常に鉄分を意識した食生活が大切です。

また、鉄分は栄養素の中でも非常に吸収率が悪い栄養素です。鉄分の吸収率を高めるためにはビタミンCとの同時摂取がおすすめで、ビタミンCとの摂取をする事で吸収率が約3倍以上になります。

今回のレシピのソースにはレモンを使用しています。レモンにはビタミンCが含まれていることで有名ですね。体にいい食品を単品で摂取することも大切ですが、上手に食べ合わせることでよりパワーアップする食材もあることも覚えておきましょう。

質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^

レシピ動画もご覧ください

【50℃ 鉄分不足に◎半生帆立のケッパーソース】BONIQ設定 - 50℃ 0:30(30分)

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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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小野寺 桂子
大学卒業後にフレンチを学びにル・コルドン・ブルー・ロンドンへ留学。 その後、La Maison Courtineパリにて料理人をした後、フレンチの鉄人坂井氏がプロデュースの大阪の名門フレンチ ラ・ロシェルにて従事。食育インストラクター・アスリートフードマイスター3級・日本ソムリエ協会公認ソムリエ。お酒にマッチするBONIQレシピを提案させていただきます。
小野寺 桂子

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  • 50℃
  • 0:30(30分)

材料一覧

  • ☆2人分☆
  • ・ほたて(生食用)  6〜8個(約120g)
  • ・エクストラバージンオリーブオイル  120g
  • ※冷凍解凍ほたてを使用する場合は、同量のオイルを。生ほたてを使う場合は、エクストラバージンオイル無しでも可。詳細は《作る際のポイント》に。
  • ・塩 1g(約2つまみ)
  • <ケッパーとレモンのバターソース>
  • ・無塩バター  10g
  • ※ほたてのソテーに使ってそのままソースにする。
  • ・ケッパー(粗みじん)  小さじ1(6g)
  • ・レモン汁  大さじ1
  • ・ディル(粗みじん)  1本分
  • ・こしょう  適量

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