・BONIQ設定
・材料
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。必ず「低温調理のルール 〜6つのポイント〜」をお守りいただき、すぐにお召し上がりください。
BONIQ 特製ソース「出汁しょうゆ」
BONIQ 初“かけるだけソース”シリーズ、全4種。
BONIQ(低温調理)した食材にかけるだけで極上の美味しさになります。
自然の素材だけで作り上げた、本物の味わい。
保存料・着色料・化学調味料・添加物は一切入れておりません。
BONIQ 特製ソース「出汁しょうゆ」
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BONIQ 特製ソース 4本セット(よだれ鶏ソース、出汁しょうゆ、たまねぎ赤ワインソース、ユッケソース)
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簡単すぎて、美味し過ぎ。
洗い物を極力無くして、周りも汚れない。
何度でも食べたい、食べてもらいたい、明太子の旨味が絡み付くやみつきパスタ。BONIQ設定
95℃
0:13(13分)
※設定時間について、詳細は《作る際のポイント》にあり。材料
☆1人分☆<BONIQする材料>
《耐熱袋:塩水》
・水 400ml
・塩 2g《BONIQが設定温度に達したら塩水に投入:スパゲッティ》
・スパゲッティ(1.8mm、茹で時間9分) 100g
※パッケージに表示された「茹で時間」が異なる場合は、設定時間調整が必要。
詳細は《作る際のポイント》にあり。<スパゲッティと和える具材>
・明太子 30g(1腹分)
※「切れ子」や「ばら子」がおすすめ。詳細は《作る際のポイント》にあり。
・生クリーム 50ml(大さじ3と小さじ1)
・BONIQ 特製「出汁しょうゆ」 小さじ1
※通常の「だししょうゆ」や「しょうゆ」でも可。
・無塩バター 10g<仕上げ>
・大葉 2枚
・きざみのり 適量
・黒こしょう 適量
・明太子(飾り用) 適量
※なくても可<ほか、調理器具など>
・トング
・盛り付ける器(ボウル型)、または、ボウル/容器
・フォーク
・ざる
・キッチンペーパー(必要ならば)
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:13(13分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
耐熱袋に投入する
耐熱袋に水と塩を入れる。
湯せんがぬるいうちから袋を湯せんに入れる。
※最初から袋の塩水を湯せんに入れることで、BONIQが設定温度に達する時には塩水も95℃になる。
※袋を入れる前から既に湯せんが95℃で稼働している場合(他と同時調理する場合など)、塩水の袋を湯せんに入れて5分浸けてからスパゲッティ投入の工程へ。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
スパゲッティを投入する
設定温度に達したら、袋を湯せんしたまま袋の口を開けてスパゲッティを入れ、トングでさっとほぐす。
空気を抜きながら袋の口を閉じ、低温調理をする。
※特にスパゲッティの端がくっつきやすいので、端をほぐす。
※この工程はやけどに注意して行う。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
<スパゲッティと和える具材>と<仕上げ>の具材を準備する
<スパゲッティと和える具材>
盛り付ける器(ボウル型が混ぜやすい)、または、ボウルに明太子を入れ、フォークで明太子を潰して混ぜてペースト状にする。
生クリーム、BONIQ 特製「出汁しょうゆ」、無縁バターを加えておく。
<仕上げ>
大葉を千切りにする。葉をくるくると巻いて切ると、きれいな千切りになる。
低温調理中のスパゲッティをほぐす
低温調理中(8分ほど経過したところで)、袋を湯せんしたままで袋の口を開け、トングでスパゲッティをしっかりほぐす。
空気を抜きながら袋の口を閉じ、引き続き低温調理をする。
※手持ちのタイマーを8分でかけておくと良い。
※画像の状態まで完全にほぐす。
※この工程はやけどに注意して行う。
スパゲッティを湯切りする
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
スパゲッティをざるにあけて湯切りする。
スパゲッティを和える〜仕上げ
4の<スパゲッティと和える具材>が入った器に、スパゲッティを加え、トングで全体を混ぜる。
(ボウルで混ぜた場合は、器に盛りつける。)
大葉やきざみのりを添え、こしょうを挽きお好みで明太子を添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。必ず「低温調理のルール 〜6つのポイント〜」をお守りいただき、すぐにお召し上がりください。
本レシピのスパゲッティは、パッケージに書かれた茹で時間「9分」のスパゲッティを使用しています。
「95℃ パスタの太さ・形状による低温調理時間 検証実験」の結果、BONIQ 95℃で調理する場合、パスタは「(鍋での)茹で時間」の「約1.4倍〜1.6倍」で調理すれば良いということが分かりました。ですので、「茹で時間9分」の約1.4倍のBONQ 95℃「13分」に設定しています。
他のパスタを使用する場合、
「茹で時間7分」→「BONIQ 95℃ 10分」
「茹で時間10分」→「BONIQ 95℃ 14分」
「茹で時間12分」→「BONIQ 95℃ 16分」
を目安に調理してください。
材料の明太子について、明太子には形のきれいな「一本物」と製造工程で形が崩れた「切れ子」や「ばら子」があります。「切れ子」や「ばら子」の方が安価で味はほぼ変わりませんので、料理に入れるならこれらがおすすめです。
辛いものが苦手な方や、お子様には「明太子」を「たらこ」に替えても美味しくできます。
生クリームがない場合は、ややあっさりした味わいになりますが「牛乳」でも代用可能です。
手順2、耐熱袋はスパゲッティが入るサイズのものが必要ですので、一般的な「ジップバッグのLサイズ」や「BONIバッグ」をご使用ください。
袋のサイズが小さい場合は、スパゲッティを半分に折って入れることも可能です。
手順2、手順3、他のレシピと同時調理する場合など、既に95℃でBONIQが稼働している場合は、スパゲッティを投入する前に袋の塩水を95℃まで上げる必要があります。その場合は塩水の袋を95℃の湯せんに最低「5分」浸けてから、スパゲッティを投入してください。
手順5、スパゲッティは湯せんの塩水に投入して8分後にほぐします。お手持ちのタイマーをかけておくと忘れません。特に端がくっつきやすいので、トングで混ぜて完全にほぐしてください。この際、袋は湯せんにつけたまま行い、ヤケドにご注意ください。
手順4、手順7、盛り付けの器はボウル型であればそのまま和えられます。必要であれば仕上げにペーパーで器のふちを拭いてください。
仕上げには他にも「温泉卵(65〜66℃ 30分がおすすめ)」や納豆などをトッピングするものおすすめです。
温泉卵の硬さ検証の記事はこちら→「65℃〜 温泉卵 低温調理後の硬さ比較実験」
参考文献
・九州産直通信「《明太子の選び方①》まずは知っておきたい!明太子、形の基本【一本モノ/切れ子/バラ子】」2025/2/7参照
https://blog.otoriyose.site/gourmet/486/
《作った感想》
BONIQのスイッチをONにして湯せんを水から95℃まで上げるには30分程かかる(※7Lコンテナ、水を8割まで入れた状態でBONIQ2.0を使用の場合)ので、パスタは鍋で茹でた方が「早い」のは事実です。
しかし、95℃の他の料理と同時調理する場合や、他の低温調理を終えて湯せんの温度が既に高い場合など、BONIQを使うことができれば便利です。特に私の場合はBONIQに関する仕事上はもちろん、家の食事も(メイン、副菜、調味料なども含め)かなりをBONIQが担っており、2台のBONIQがフル稼働していて「95℃」の状態であることも多々あるため、ついでに同時調理でパスタも茹でられたらかなり便利だと考えました。このようにBONIQは使えば使うほど、その便利さが感じられるようになるのではないでしょうか。
鍋からパスタを引き上げる際に、まわりに塩水が飛び散ったりすることもないですし、茹で後のぬめった熱い大鍋を洗う必要もないですし、用意する水と塩も必要最低限だけ。
例えば子供用のショートパスタと大人用のロングパスタを別々の袋で同時に調理、ということも可能です。
BONIQでパスタを茹でると「同時調理できる」「最低限の水と塩の量」「洗い物が少ない」「周りが汚れない」「いつでも同じ状態に仕上がる」というメリットがいろいろあります。あとは、時間が経っても麺がのびにくいと感じます。
本レシピの明太子クリームスパゲッティは、極力洗い物を出さないように考えています。盛り付ける器で具材とスパゲッティを和え、そのまま食べられます。さらに明太子を潰すのに使ったフォークも、食べる時に使えます。
とにかく鍋もフライパンもなし、極力洗い物出さないように考えました。ざるも使わずトングでスパゲッティを引き上げる方法もやってみましたが、鍋の場合と違ってやりにくく、これはヤケドの危険がありました。ですのでやはりざるは必要です。
簡単すぎて、美味しすぎ。これはリピート必至です。
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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防


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