・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
スプーンを進めるごとに違った表情を見せる、低温調理で作る傑作なめらかプリン。
BONIQ設定
78℃
0:50(50分)材料
☆プリンカップ(100〜120ml) 4個分☆
<プリン液>
・卵(Mサイズ/常温) 2個
・牛乳 125ml
・生クリーム 125ml
・グラニュー糖 40g
・バニラエッセンス 4ふり<カラメル>
・グラニュー糖 60g
・熱湯 30ml<ほか、調理器具など>
・鍋(カラメルを作る用)
・プリンカップ(100〜120ml) 4個
・ボウル/容器 2個(卵液を作る用、卵液を濾す用)
・泡立て器
・漉し器(茶漉しなど) 2個
※1個のみの場合は2回濾す
・アルミホイル(または、ラップ)
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
78℃ 0:50(50分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
※容器の首まで浸かるようにする。下限水位に足りない場合は底上げをする。(鍋:ココットなどの耐熱容器を逆さに置く、コンテナ:ラック・トレーを使用)
カラメルを作る
鍋にグラニュー糖を入れて中火にかける。
ぶくぶく泡立ち始めキツネ色になってきたら目を離さず、さらに濃くなるのを待つ。
焦げ茶色になった瞬間に火を止め、熱湯を一気に入れる。
※この時勢いよく跳ねるため決して鍋を覗き込んだりせず、火傷に注意する。
出来上がったカラメルが温かいうちにプリンカップ4個に分けて入れ、冷蔵庫で冷やす。(カラメルが固まるまで20分程)
プリン液を作る(1)
常温の卵をボウルに割り入れ、泡立て器でほぐし混ぜる。
グラニュー糖を加え、ボウルの底からグラニュー糖の粒を溶かすように擦り混ぜる。
プリン液を作る(2)
牛乳と生クリームを入れ、よく混ぜる。この時、なるべく泡立てないようにする。
バニラエッセンスを振り入れ、混ぜる。
濾す
目の細かい濾し器を二重に重ね、濾す。
※漉し器が1個しかない場合は、2回濾す。
プリン液を注ぐ
プリンカップの中にあらかじめ入れておいたカラメルが固まっていることを確認し、プリン液を注ぐ。
(少し固まっていればOK。カラメルがサラサラと流れる状態の場合はプリン液と混ざってしまうため、冷やす時間を延長する。)
プリンカップにアルミホイル(または、ラップ)でカバーをする。
BONIQに投入する
設定温度に達したら容器をプリンカップに入れ、低温調理をする。
※容器の首まで湯せんに浸かるようにする。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
冷やす
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらプリンカップを取り出し、カップを少し振ってプリンが固まっていることを確認する。
あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。(3時間〜)
表面はふるふる、中心部はとろけるような質感の、なめらかプリンの出来上がり。
《作る際のポイント》
材料について、冷えた卵を使うと他の材料と馴染まないため、常温に戻した卵を使用してください。
BONIQ設定時間について、使うプリンカップの素材や形状によっては同じ仕上がりにならないことがあります。容器の口が広いものや容量の大きいものを使用する際は、設定時間を延長する必要があります。手順8、湯せんから取り出して、少し容器を振った時に中心部が流れず、表面に薄い膜が張っていたら完成です。全体的にどろどろしている場合は、固まっていませんので10分ずつ時間を延長し、様子をみてください。
手順4、本レシピはバニラエッセンスを使用していますので、濾す前に他の材料と同じタイミングで加えています。バニラビーンズ(ポッド)やバニラペーストを使用する場合は、種を濾してしまわないよう、プリン液を濾した後に加えてください。
手順5、プリン液を濾す際は、漉し器(茶漉しなど)を2つ重ねて濾すと一気に2回濾せます。漉し器が1つしかない場合は、一度濾した後、再度またボウルから注いで濾してください。
《作った感想》
試行錯誤を繰り返し辿り着いた自信作のレシピです。
表面と中心部は2層に分かれていて、 表面はクリームの様にとろっとした食感になっています。スプーンを進めていくと食感の変化が楽しめます。
低温調理でまずは作っていただきたいデザート。
途中でほんのりビターなカラメルと合わせてお召し上がりください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
今回作った「基本の低温調理プリン」は卵に含まれているタンパク質が熱凝固する性質の身を利用し、固めているプリンです。市販のプリンは様々な凝固方法で固めているものがある上、価格が安いプリンの中には卵を使用していないプリンも多いのですが、卵のタンパク質のみで低温で固めたこのプリンは栄養価が高く消化に大変良い食品です。
卵は良質のタンパク質と鉄分、その他ビタミンミネラル類を様々含んでいる食品で、「完全栄養食」とも呼ばれているほどです。しかし、卵を固ゆでしてしまったり、強火で完全に火を通してしまうと消化しにくくなってしまいます。消化しにくくなると、体内で消化・吸収する前に排出されてしまうのです。
また、生卵で食べる場合も栄養素の吸収を阻害する卵の成分が働いてしまいます。
病気やストレスで胃腸の調子が悪い時には、消化不良を起こしやすくなります。
胃への負担を減らし、栄養素の無駄を防ぎ早く回復するため、体調がすぐれないときは卵は半熟の状態か低温調理で加熱してから食べるようにしましょう。
<低温調理プリン レシピ>
78℃ 基本の低温調理プリン:簡単 極上なめらか
85℃ 濃厚まろやか!チョコプリン
85℃ とろける かぼちゃの滑らか低温調理プリン
85℃ 桜プリン:ふわっと桜香る滑らかな舌触り
85℃ 牛乳パックで作る 巨大!低温調理プリン
85℃ 牛乳パックで豪快!イタリアンプリン
88℃ もっちり濃厚!昔ながらのレトロプリン
85℃ 夏バテ予防&疲労回復に◎酒粕プリン
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【78℃ 基本の低温調理プリン:簡単 極上なめらか】
ASMR(NO MUSIC)
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
こちらのプリンは毎回失敗なく作れますが4人用の別なレシピは牛乳350Cc 生クリーム150ccのレシピは固まらず材料費無駄にしました。作り方が悪かったのでしょうか?
こちらのレシピは2人分と買いてありますが普通にプリンの瓶4個作れました。濃厚でお店で販売されてるプリンとは比べものにならないくらい美味しいです。プロの味!!