鶏肉レシピ

60℃ 基本の低温調理 鶏むね肉のたっぷりオニスラ乗せ:血液サラサラ!

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BONIQ設定
材料
手順
作る際のポイント
作った感想

BONIQ 特製ソース「出汁しょうゆ」

BONIQ 初“かけるだけソース”シリーズ、全4種。
BONIQ(低温調理)した食材にかけるだけで極上の美味しさになります。
自然の素材だけで作り上げた、本物の味わい。
保存料・着色料・化学調味料・添加物は一切入れておりません。

BONIQ 特製ソース「出汁しょうゆ」
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BONIQ 特製ソース 4本セット(よだれ鶏ソース、出汁しょうゆ、たまねぎ赤ワインソース、ユッケソース)
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パサついて固くなりがちな鶏むね肉が、しっとりジューシーで完璧。
シンプルに美味しく、いつでも食べたくなる。
良質なタンパク質を摂取できる、いつものおかずのレパートリーに加えたい一品。

「BONIQ特製ソースレシピ」カテゴリ

BONIQ設定

60℃
2:05(2時間5分)

※参照:低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)

材料


☆2人分☆
<BONIQする材料>
・鶏むね肉  320g(厚さ3cm、皮無しで300g)
・長ねぎの青い部分  1本 
※あれば

<BONIQ後、耐熱袋に入れる調味料>
・塩  3g(小さじ2/3)

<オニオンスライス>
・紫たまねぎ、または、新たまねぎ  1/2個(100g) 
※通年のたまねぎでも可。

<仕上げの調味料>
・BONIQ 特製「出汁しょうゆ」、または、しょうゆ  大さじ2
・ごま油  大さじ1
・米酢(または、穀物酢)  小さじ1 

<仕上げ> 
・きざみのり  適量 

<ほか、調理器具など>
・スライサー(包丁でも可)
・バット
・氷(冷却する用)

《手順》

低温調理器 BONIQをセットする

鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
60℃ 2:05(2時間5分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)

※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら

鶏むね肉の下処理をする

鶏むねの皮を取り除き、裏返して筋を取る。
※お好みで皮をつけたままでもOK。

耐熱袋に投入する

鶏むねを耐熱袋に投入する。
※あれば、臭み消しに長ねぎの青い部分を入れる。

BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら

BONIQに投入する

BONIQが設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。

※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
:ラップを使用する。

オニオンスライスを作る

皮をむいて半分にカットした紫たまねぎをスライサー、または、包丁で繊維を断ち切る方向にスライスする。
※できるだけ薄い方が良い。

バットに広げ、常温で15分程おいておく。(こうすることで辛味がやわらぐ。)

袋に塩を入れる(鶏むね肉に塩を含ませる)

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
袋を開けて塩を入れて袋を閉じ、袋ごと氷水につけて冷却する。(塩を含ませる時間は最低30分〜)
すぐに食べない場合は、完全に冷えたら冷蔵庫に移す。

仕上げ

鶏むねをスライスし、皿に盛る。
上にオニオンスライスを乗せる。
<仕上げの調味料>(BONIQ 特製「出汁しょうゆ」、ごま油、米酢)を全体にかけ、きざみのりを盛って出来上がり。


《作る際のポイント》
鶏むねは良質のタンパク質を豊富に含み、低脂質、低カロリー、ビタミンA・B群も含まれます。ビタミンB2・B6はタンパク質の代謝を促し、皮膚や髪の健康に役立ちます。鶏むねは日々積極的に摂取したい食材です。

手順2、本レシピでは脂質とカロリーを抑えるために鶏皮を取り除いていますが、コラーゲンが豊富に含まれている部位でもあります。取り除くかは、お好みでお選びください。

手順3、長ねぎの青い部分が臭み消しになるので、冷蔵庫にあれば一緒に耐熱袋に入れると良いですが、無い場合は入れなくても大丈夫です。

塩を入れるタイミングについては「60℃ 鶏胸肉 低温調理 塩タイミング比較実験」の比較実験結果、「鶏むねに塩を入れて低温調理」するよりも、「低温調理後に袋に塩を入れて肉に含ませる(=後塩)」方が、よりやわらかくジューシーに仕上がるということが判明しました。
BONIQ後に袋を開けて塩を入れ、最低30分は塩が浸透するのを待つため、最初から塩を入れて低温調理するよりも時間がかかります。しかし、その手間をかけるだけの仕上がりに。「後塩」の方法をおすすめします。時間がない場合は最初から塩を入れて低温調理するのでもかまいません。

手順5、オニオンスライスはできるだけ薄くスライスした方が、調味料がよく絡み、食べやすくなります。スライサーだと簡単ですが、包丁で行う場合は必ずよく切れる包丁で、包丁の根元から包丁の重さを使って手前に引き、大きくスライスすると薄くしやすいです。

たまねぎは、本レシピでは「紫たまねぎ」を使用しています。紫たまねぎは「赤たまねぎ」「レッドオニオン」「アーリーレッド」とも呼ばれています。一般的な通年のたまねぎよりも辛味が少なく、生でも甘くおいしいのが特徴です。「新たまねぎ」でも同様にお使いいただけます。
通年のたまねぎで代用する場合は辛味が強いですので、スライスしてから少なくとも1時間空気にさらすか、急ぐ場合は水にさらして辛味を抜いてからお使いください。

たまねぎに含まれる「硫化アリル」という辛味成分が空気に触れると「アリシン」に変わります。アリシンは血液サラサラ効果や、免疫力アップの効果が期待でき、さらにビタミンB1の吸収を高めます。アリシンは熱に弱いので、アリシンの効果を期待するなら生で食べるのがおすすめ。水にさらすと栄養が流れ出てしまうので、空気に触れさせて辛味を抜くのが効率的です。

1点注意が必要なのは、生たまねぎは胃腸に負担がかかりますので、食べすぎると胸焼けや腹痛を起こす可能性があります。生たまねぎの1日の摂取の目安は50g程度で、ちょうど本レシピの1人分の量となります。

手順7、鶏むねをカットする際、端から順にスライスしていってもかまいません。さらに究極を目指す場合は、手順7の画像のようにカットすると、どこを食べても均一にやわらかく仕上がります。
まず丸い方(手羽に近い方)と細い方(尾に近い方)の2ブロックに分け、丸い方は垂直方向に、細い方は端からそのままスライスします。(参考:「鶏むね肉の切り方 繊維方向と柔らかさ比較実験」)

BONIQ 特製「出汁しょうゆ」はイノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸と3大旨味成分を掛け合わせて作った「出汁しょうゆ」。香り高くまろやかで上品な味わいです。
本レシピはBONIQ 特製「出汁しょうゆ」を使用してますが、他の調味料でも幅広く合わせることができます。
例えば、
・BONIQ 特製「たまねぎ赤ワインソース
・BONIQ 特製「ユッケソース
・BONIQ 特製「よだれ鶏ソース
・ポン酢
・マヨネーズ
・ごまドレッシング
レモスコ(瀬戸内レモン農園)
・スイートチリソース etc.
他にもオニオンスライスにかけて美味しいものであれば、ほとんど何でも合います。酸味があると、さらに美味しさが引き立ちます。

参考文献
・飯田薫子・寺本あい、一生役立つ きちんとわかる栄養学、西東社、2022、p223,p251
・TRIAL HLDGS、食べ過ぎは要注意!?玉ねぎの栄養や効果的な食べ方とは?、TRIAL MAGAZINE、2025/6/4参照
https://www.trial-net.co.jp/mag/detail/14789/
・KAZUHIRO、【ダイエット・老化防止】健康食材として有名な「玉ねぎ」に潜む危険性とは?、タンパク質ソムリエ -KAZUHIRO-、2025/6/4参照
https://www.youtube.com/watch?v=VRLiAFWcpBA
・KAZUHIRO、【体づくり】プロテインor食べ物でタンパク質を摂るならどっち?栄養のプロが徹底解説、タンパク質ソムリエ -KAZUHIRO-、2025/6/4参照
https://www.youtube.com/watch?v=-kLdcDI-zxo
・KAZUHIRO、【高タンパクの代表】“鶏胸肉”を徹底解説!摂るメリットと効率的な食べ方について解説!、タンパク質ソムリエ -KAZUHIRO-、2025/6/4参照
https://www.youtube.com/watch?v=epgZq2nqLm4

《作った感想》
BONIQを手がける株式会社葉山社中 代表取締役の羽田和広氏が子供の頃から食べていたという「母の味」再現レシピ!
当時は電子レンジでチンした鶏むね肉だったそうですが、今はBONIQの出番。加熱しすぎるとパサついて固くなりがちな鶏むね肉が、しっとりジューシーで完璧な仕上がりに。
良質なタンパク質の鶏むね肉に血液さらさら効果のあるオニスラを乗せた本レシピは、さっぱりとして暑い時期にもさくさく食べられます。
母の愛が詰まった一品です。

BONIQした鶏むね肉は常に冷蔵庫にストックしておきたい食材の1つです。
たまねぎさえあればいつでも手軽に作れて、しかも味は間違いなし!調味料を変えると味のバリエーションも広がり、洋風・和風・中華・エスニック・・・どのジャンルの料理にも合わせられます。

ぜひ、日々の食事のローテーションの1つに加えていただけましたら幸いです。

<BONIQ 特製ソースシリーズ>
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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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小野寺 桂子
大学卒業後にフレンチを学びにル・コルドン・ブルー・ロンドンへ留学。 その後、La Maison Courtineパリにて料理人をした後、フレンチの鉄人坂井氏がプロデュースの大阪の名門フレンチ ラ・ロシェルにて従事。食育インストラクター・アスリートフードマイスター3級・日本ソムリエ協会公認ソムリエ。お酒にマッチするBONIQレシピを提案させていただきます。
小野寺 桂子

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BONIQ設定

材料一覧

  • ☆2人分☆
  • <BONIQする材料>
  • ・鶏むね肉  320g(厚さ3cm、皮無しで300g)
  • ・長ねぎの青い部分  1本 
  • ※あれば
  • <BONIQ後、耐熱袋に入れる調味料>
  • ・塩  3g(小さじ2/3)
  • <オニオンスライス>
  • ・紫たまねぎ、または、新たまねぎ  1/2個(100g) 
  • ※通年のたまねぎでも可。
  • <仕上げの調味料>
  • ・BONIQ 特製「出汁しょうゆ」、または、しょうゆ  大さじ2
  • ・ごま油  大さじ1
  • ・米酢(または、穀物酢)  小さじ1 
  • <仕上げ> 
  • ・きざみのり  適量 
  • <ほか、調理器具など>
  • ・スライサー(包丁でも可)
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