前回の「78℃ 簡単!なめらか美味しい 低温調理プリン」を、もっとなめらかに。
スプーンを進めるごとに違った表情を見せる、低温調理で作る傑作プリン。BONIQ設定
78℃
0:50(50分)材料
☆100ccプリンカップ 4~5個分☆
・卵(Mサイズ/常温) 2個
・牛乳 125cc
・生クリーム(35%) 125cc
・グラニュー糖 大さじ3と1/2
・バニラエッセンス 4ふり<カラメル>
・グラニュー糖 60g
・熱湯 20cc当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★☆☆(一食:糖質40g以下) カロリー 243 kcal - 糖質 23.0 g - タンパク質 4.3 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 14.7 g - 食物繊維 0.0 g 20 g 以上 カリウム 89 mg 3500 mg 以上 カルシウム 31 mg 650 mg 以上 マグネシウム 6 mg 350 mg 以上 鉄分 0.5 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 0.5 mg 10 mg 以上
《手順》
BONIQをセット
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、上限水位最大の水量をセットする。
78℃ 0:50(50分)に設定する。
ココットなどの耐熱容器を逆さに置いて底上げをし、プリン容器が浸かるちょうど良い高さに水位がくるようにする。
カラメルを作る
(可能な場合は前日にカラメルを作り、冷蔵庫で冷やしておく。)
グラニュー糖を鍋に入れて中火にかける。
ぶくぶく泡立ち始まりキツネ色になってきたら目を離さず、もう少し濃くなった焦げ茶色になるまで待つ。
焦げ茶色になった瞬間に火を止め、熱湯を一気に入れる。この時勢いよく跳ねるため決して鍋を覗き込んだりせず、また、火傷に気をつける。
出来上がったカラメルが熱いうちにプリン容器に注ぎ、冷蔵庫で冷やす。
プリン液を作る
常温の卵をボウルに割りほぐし、白身を切るようによく混ぜる。
(冷えた卵を使うと火の入り方が違ったり牛乳と馴染まないため、常温の卵を使用する。)
グラニュー糖を入れたらボウルの底を擦るように、グラニュー糖の粒を溶かすように、よく混ぜる。
牛乳と生クリームを加える
牛乳と生クリームをゆっくり入れ、さらによく混ぜる。なるべく泡立てないようにする。
2回濾す
目の細かい濾し器で2回濾す。
バニラエッセンスを加える
濾したプリン液にバニラエッセンスを振り入れ、混ぜる。
プリン液を注ぐ
容器の中に予め入れておいたカラメルが固まっていることを確認し、プリン液を注ぐ。
(完全でなくても少し固まっていればOK。作り立てのようなサラサラな状態の場合はプリン液と混ざってしまうため、冷やす時間を延長する。)
プリン容器にアルミ箔でカバーをする。
BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらプリン容器をそっと湯せんに入れ、低温調理をする。
この時、プリン容器が浸かるちょうど良い高さにBONIQの水位がくるようにする。
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:BONIQ 公式製品サイト(各種アクセサリー)
冷やす
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらプリン容器を取り出し、あら熱が取れたら冷蔵庫で6時間以上冷やす。
表面はふるふる、中心部はしっとりとろけるような質感の、なめらかプリンの出来上がり。
《作る際のポイント》
プリン液は2回濾してください。
グラニュー糖はしっかりボウルに擦りつけて粒をつぶすイメージで混ぜてください。
《作る際の注意点》
使う容器の種類によっては同じ仕上がりにならないことがあります。
容器の口が広いものや容量の大きいものを使用する際は、時間を少しずつ足して様子をみてくだい。BONIQの湯せんからあげて少し容器を振った時に全体的にどろどろしている場合は、固まっていません。
湯せんに浸かっていない部分は浸かっている部分より緩くなりますが、振った時に中心部がどろっとせず、表面に薄い膜が張っていたら完成です。
《作った感想》
前回のなめらかプリンよりもっとなめらかでもっと伝わりやすいように・・・。試行錯誤を繰り返し辿り着いたレシピです。
表面と中心部は2層に分かれていて 表面は生クリームの様なとろっとした食感、スプーンを進めていくとなめらかでしっとりした食感、途中でほんのりビターなカラメルと合わせて召し上がってください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
今回作った「基本の低温調理プリン」は卵に含まれているたんぱく質が熱凝固する性質の身を利用し、固めているプリンです。市販のプリンは様々な凝固方法で固めているものがある上、価格が安いプリンの中には卵を使用していないプリンも多いのですが、卵のたんぱく質のみで低温で固めたこのプリンは栄養価が高く消化に大変良い食品です。
卵は良質のたんぱく質と鉄分、その他ビタミンミネラル類を様々含んでいる食品で、「完全栄養食」とも呼ばれているほどです。しかし、卵を固ゆでしてしまったり、強火で完全に火を通してしまうと消化しにくくなってしまいます。消化しにくくなると、体内で消化・吸収する前に排出されてしまうのです。
また、生卵で食べる場合も栄養素の吸収を阻害する卵の成分が働いてしまいます。
病気やストレスで胃腸の調子が悪い時には、消化不良を起こしやすくなります。
胃への負担を減らし、栄養素の無駄を防ぎ早く回復するため、体調がすぐれないときは卵は半熟の状態か低温調理で加熱してから食べるようにしましょう。
<低温調理プリン レシピ>
78℃ なめらか美味しい 低温調理プリン
78℃ 簡単なめらか 基本の低温調理プリン
85℃ 濃厚まろやか!チョコプリン
85℃ とろける かぼちゃの滑らか低温調理プリン
85℃ 幸せな香りと甘さ 桜プリン
85℃ 牛乳パックで作る 巨大!低温調理プリン
85℃ 牛乳パックで作る 巨大!イタリアンプリン
88℃ もっちり濃厚!昔ながらのレトロプリン
85℃ 夏バテ予防&疲労回復に◎酒粕プリン
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レシピ動画もご覧ください
【78℃ 簡単なめらか 基本の低温調理プリン】
ASMR(NO MUSIC)




【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
こちらのプリンは毎回失敗なく作れますが4人用の別なレシピは牛乳350Cc 生クリーム150ccのレシピは固まらず材料費無駄にしました。作り方が悪かったのでしょうか?
こちらのレシピは2人分と買いてありますが普通にプリンの瓶4個作れました。濃厚でお店で販売されてるプリンとは比べものにならないくらい美味しいです。プロの味!!