【同じ温度で3品同時調理】簡単な魚のおかず編
・案3「お魚づくし!」
・案4「お魚づくし!」
先日BONIQerさんから、BONIQ 公式Instagram(@boniq.jp)へ「Instagramで、同じ温度と時間設定で作れるものを紹介してほしい!」とリクエストをいただきました。
そこで前回、「パターン1:主菜のみ3品同時調理」のパターンで「鶏肉づくし!」と「お肉をバランス良く!」の2案をご紹介しました。
パターン1:主菜のみ3品同時調理
第2回目となる今回は、同じ「パターン1:主菜のみ3品同時調理」のパターンで「お魚づくし!」の2案をご紹介します。
※簡単さ重視のため、それぞれの公開済みBONIQレシピとは仕上がりが異なる場合があります。試食後、お好みの味付けにアレンジしてお召し上がりください。
案3「お魚づくし!」
同じ温度で作る3品
1. 鮭の西京焼き
2. ホッケの韓国風マリネ
3. ぶりと厚揚げの甘辛煮
材料
☆各2人分☆
<BONIQする材料1>
・鮭の切り身(生鮭、塩をしていないもの) 2切れ
<BONIQする材料2>
・ホッケ干物(半身) 2枚
<BONIQする材料3>
・ぶりの切り身 2切れ
・塩 小さじ1/3
・厚揚げ 1枚
<BONIQする材料4:湯せんに直接投入>
・卵 2個
《鮭の西京みそだれ》
・酒(煮切り) 大さじ1
・三温糖 小さじ1/2
・白みそ 大さじ1
《ホッケの韓国風マリネだれ》
・三温糖 大さじ1と1/3
・コチュジャン 大さじ1
・酒(煮切り) 大さじ1
・しょうゆ 小さじ2/3
・ごま油 小さじ2
《ぶりの甘辛だれ》
・砂糖 大さじ2/3
・めんつゆ(3倍濃縮タイプを使用) 大さじ4
※4倍、5倍濃縮タイプを使う場合はやや減らす。
・ごま油 大さじ1
手順
〜下ごしらえ〜
1:鮭の両面に塩を振って15分置き、水分をペーパーで拭き取る。
2:ぶりは両面に塩を振って15分置き、水分をペーパーで拭き取る。
3:耐熱袋に《鮭の西京みそだれ》の材料を入れて袋を揉んで混ぜ、鮭を加えて全体に調味料を行き渡らせる。
4:袋にぶりと《ぶりの甘辛だれ》の材料を袋に入れ、袋を軽く揉んで全体に調味料を行き渡らせる。
5:袋に《ホッケの韓国風マリネだれ》の材料と水気を拭き取ったほっけを入れる。
〜低温調理〜
6:63℃ 1:00(1時間)で3つ同時に低温調理をする。 卵は直接湯せんへ入れる。
※魚の厚みはいずれも2cmと仮定。厚みが異なる場合は「低温調理 加熱時間基準表(魚)」に従ってBONIQの加熱設定を変更する。
7:低温調理が終了したら引き上げて、出来上がり!
<BONIQセット時>
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
<BONIQ投入時>
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
・BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
案4「お魚づくし!」
同じ温度で作る3品
4. 鮭
5. さば味噌煮
6. カレイの煮付け
材料
☆各2人分☆
<BONIQする材料1>
・塩鮭 2切れ
<BONIQする材料2>
・さば(半身) 2枚
<BONIQする材料3>
・カレイ(切り身) 2切れ
《さば味噌煮だれ》
・しょうが(千切り) 1片分
・みそ 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・酒(煮切り) 小さじ2
・みりん(煮切り) 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1
《カレイだれ》
・しょうが(スライス) 2枚
・酒(煮切り) 大さじ2
・みりん(煮切り) 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
手順
〜下ごしらえ〜
1:さば、カレイの臭み取り(霜降り:約80℃のお湯にくぐらせた後冷水に取り、水気を拭き取る)をする。
2:《カレイだれ》の調味料をとろりとする8割まで煮詰める。
3:耐熱袋にカレイと《カレイだれ》の材料を入れる。
4:袋に《さば味噌煮だれ》の材料を入れて袋を揉んで混ぜる。さばを加える。
5:袋に鮭を入れる。
〜低温調理〜
6:63℃ 1:40(1時間40分)で3つ同時に低温調理をする。
※魚の厚みはいずれも3cmと仮定。厚みが異なる場合は「低温調理 加熱時間基準表(魚)」に従ってBONIQの加熱設定を変更する。
7:低温調理が終了したら引き上げて、出来上がり!(鮭はバーナーで炙るのも良い。)
<BONIQセット時>
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
<BONIQ投入時>
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
・BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
お魚の低温調理、実はずっと簡単!
いかがでしょうか。
「案3「お魚づくし!」編」、「案4「お魚づくし!」編」共にたったの7工程で、それぞれ3品作れてしまいます。(!)
お魚の厚みが一緒であれば、合計6品が一気に同時調理で作れてしまうわけですね。
厚みが違う場合でも、手持ちのタイマーをかけていただけば、全部同時に投入し、途中で取り出すことも可能です。
これはなかなか最強なのではないでしょうか!
低温調理ならでは!魚料理のメリット
お肉の場合は、牛肉、豚肉、鶏肉とお肉の種類によって最適とされている温度が異なりますが(とはいえ、温度を合わせれば同時調理が可能ですが)、お魚の場合はお肉程温度によって仕上がりに差が出ませんので「同じ温度で、一気に複数種類を同時に調理」がグッとしやすいわけですね。
お魚の低温調理、グリルも汚さずに済むので、慣れるとお肉以上に良さを感じられるはず。
バーナーがあると一層◎
仕上げに香ばしい香りやちょっとした焦げをプラスできると一層おいしくいただけるので、バーナーだけはご用意いただくと良いかもしれません。
お魚を買ってきてそのままBONIQで低温調理し、バーナーで表面をさっと焼いたら、あとは塩をかけるだけで・・・
充分以上に!おいしくいただけるはずです。
作り置きでサッと主菜をプラス
主菜さえできてしまえば、後はご飯やパン、サラダなどをプラスすれば簡単に立派な一食分が作れます。
忙しい毎日こそ、活用したいのが低温調理作り置きですね。
BONIQ後急冷し冷蔵庫、冷凍庫で作り置きをしておけば、いつでもサッと主菜がプラスできます。
再加熱は(冷凍していた場合は解凍後)、BONIQで一次加熱温度ー(マイナス)5℃で10分程度でOKです。
“自家製レトルト”というイメージで作り置きおかずを用意しておけば、お腹が空いた時に一から調理をしたり、炭水化物だけでお腹を膨らませたりすることはありません。
「すぐに食べたい!」という時でも、自然な素材からのタンパク質をしっかり摂取できます◎
お魚はお肉にはない栄養素もたくさん。
普段お肉ばかり食べている、という方にもぜひ挑戦していただきたいのが魚の低温調理です。
温度を合わせれば、組み合わせは自在
厚みが同じであれば、同一温度&同一時間でほったらかしの同時調理ができます。
・「1. 鮭の西京焼き」だけをたくさん
・「2. ホッケの韓国風マリネ」と「3. ぶりと厚揚げの甘辛煮」をたくさん
・「4. 鮭」だけをたくさん
・「1.〜6.」すべて
・「5. さば味噌煮」と「6. カレイの煮付け」をたくさん
など、組み合わせはお好みで。
なお、もし厚みが異なる場合は同一温度で、時間だけ延長すればOKです。
もっと言ってしまうと、「仕上がり(食感や味わい)よりも、効率さ・簡単さ優先!」という場合は、1番加熱時間が長いものに合わせてしまってOKです。
「すべての調理が完了したら、一気にまとめて引き上げる」方法です。
時間にもよりますが、普段のおうちごはんでいただくものであれば数十分くらいは火入れしすぎても問題なく、低温調理なら充分おいしくいただけるでしょう。
(その点、高温調理であればその時に取り出さないと、どんどんと焦げてしまうので大変ですね・・!)
あまり細かく考えたり、あまり気負いすると普段のおうちごはん作りや低温調理が面倒になってしまったり、ストレスに感じてしまいます。
ので、何はともあれ「まずはやってみる」ことをおすすめします。
低温度帯で火入れをする低温調理なら素材そのまま低温調理をするだけで、素材そのものの味わいがしっかり引き出されるので、充分美味しくお召し上がりいただけます。
まずはとりあえず、好きなお魚を低温調理してみてください。
“お好きな食材の新しいおいしさ”に出会っていただけるはずです!
まだ前回の「【同じ温度で3品同時調理】簡単主菜 お肉だけ編」をご覧になっていない方は、ぜひ下記よりご覧ください。
次回は、
パターン1:主菜のみ3品同時調理
・案5「魚介類づくし!」案
・案6「魚介類づくし!」案
をお届けします。
「こんな同時調理アイディアがほしい!」「◯◯だけの同時調理アイディアが知りたい!」などあれば、お気軽にコメントお待ちしています!
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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防




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